2025-03-27
投資・資産運用を学ぶのにおすすめの書籍10選

「投資を始めたいけれど、何から学べばいいのかわからない」
「老後や将来のためにお金を育てていきたい」
そんな方にこそおすすめしたいのが、信頼できる良書から学ぶことです。
今回は、初心者でも読みやすく、実際に行動につなげやすい長期・分散・低コストの考え方を軸にした投資・資産運用のおすすめ書籍を10冊ご紹介します。
難しい理論やタイミング投資ではなく、「ほったらかしでも増やせる」堅実な投資を目指す方にぴったりの内容です。
どれも読者から長く愛され続けている名著ばかり。これらの本から学べば、投資に対する不安がぐっと減り、将来に向けた第一歩を安心して踏み出せるはずです。
目次
お金は寝かせて増やしなさい(水瀬ケンイチ)
『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ著)は、インデックス投資の実践的な入門書であり、著者自身の15年以上にわたる投資経験をもとにした「再現性の高い長期投資術」をやさしい言葉でまとめた一冊です。投資初心者でも読みやすく、知識ゼロからでも行動に移せる内容になっています。
こんな人におすすめ
- 投資初心者で「何から始めればいいかわからない」人
- 株やFXの短期売買に疲れた or 不安を感じている人
- 子育て・仕事などで忙しく、手間をかけずに資産運用したい人
- 長期的に堅実に資産を築きたいと考えている人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.「市場平均に乗る」という最強の投資戦略
- プロをも上回る可能性がある「インデックス投資」の有効性が、多くのデータと経験から示されます。短期で勝とうとするより、長期でコツコツ続けることの大切さが学べます。
- 2.「投資に振り回されない」心の持ち方
- 暴落時にも動じず、感情に流されず、じっくり資産を育てるためのマインドセットが解説されています。心理面に関するアドバイスも多く、安心して投資を続けるための支えになります。
- 3.「複利の力」と「時間」の重要性
- 資産形成は一発逆転ではなく、「時間を味方につける」ことで自然に増やすものだという、堅実な視点が身につきます。
- 4.「余計なことをしない」ことの強さ
- 頻繁な売買、銘柄選び、タイミングを狙うなど、余計な行動がいかにリスクであるかを明確にし、「ほったらかし投資」の本質がわかります。
この本を読んでできるようになること
- 1.インデックス投資を実践できる
- 具体的な銘柄(投資信託・ETF)の選び方、購入タイミング、積立のやり方がわかり、すぐに始められます。
- 2.資産形成の仕組みを自分で作れる
- 自分のライフスタイルや収入に合った「無理のない投資計画」を立てられるようになります。
- 3.暴落時でも冷静に投資を継続できる
- 実際の暴落体験談が豊富に語られており、下落局面での心構えと対処法を事前に知っておけます。
- 4.投資を続けることが「習慣」になる
- 毎月一定額を淡々と積み立てるスタイルを習慣化でき、投資が特別なことではなく日常の一部になります。
敗者のゲーム(チャールズ・エリス)
『敗者のゲーム(原題:Winning the Loser’s Game)』(チャールズ・エリス著)は、長年読み継がれるインデックス投資の古典的名著であり、「投資は勝つゲームではなく、敗けないようにするゲームである」という核心的な考え方を軸に展開される一冊です。
こんな人におすすめ
- 株や投資信託に興味はあるけど、難しそうで踏み出せない人
- 個別株の売買や投資信託の乗り換えで疲れてしまった人
- 本質的な「投資哲学」を学びたいと考えている人
- インデックス投資を始める前に「正しい心構え」を身につけたい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.市場で「勝とうとすること」自体が非合理である
- 多くの投資家が市場に勝とうとして失敗しており、市場平均を目指すインデックス投資こそが合理的であるという主張が根本にあります。
- プロのファンドマネージャーでさえ、継続して市場に勝つことは極めて難しいというデータを多数紹介。
- 2.投資で成功する鍵は「行動の管理」
- 成功するかどうかは、銘柄選びよりも投資家自身の行動・感情のコントロールにあると繰り返し説かれます。
- 欲、恐怖、焦りといった感情にどう向き合うかがポイントです。
- 3.「長期・分散・低コスト」の三原則の重要性
- 投資の成功に必要なのは、シンプルで地味な戦略(インデックスファンドを使った長期分散投資)をブレずに続けること。
- 4.投資における「勝ちに行かない美学」
- 華やかな銘柄やタイミングを狙うことよりも、市場に長く参加し続けること自体が勝利だという深い哲学を学べます。
この本を読んでできるようになること
- 1.感情に振り回されない投資判断ができるようになる
- 市場が上がっても下がっても冷静にいられる「投資の土台となる考え方」が身につきます。
- 2.プロに頼らず、自分で投資方針を確立できる
- インデックス投資というシンプルな方法を自信を持って実践できるようになります。
- 3.マーケットに対して謙虚になれる
- 「市場を読もう」とする姿勢よりも、自分の行動を律することの方がずっと重要だという理解が得られます。
- 4.資産形成に対して「焦らず」「続ける」姿勢が持てる
- 短期的な成果ではなく、時間と複利の力を味方につけた長期的視点で資産運用ができるようになります。
ウォール街のランダムウォーカー(バートン・マルキール)
『ウォール街のランダム・ウォーカー(A Random Walk Down Wall Street)』は、プリンストン大学教授バートン・マルキールによるインデックス投資のバイブル的存在ともいえるロングセラーです。 「市場は予測できない」「すべての情報はすでに株価に織り込まれている」という効率的市場仮説をベースに、投資の王道をわかりやすく解説してくれます。
こんな人におすすめ
- 「市場を読むこと」に限界を感じている人
- 株式投資を始めたいけれど、手堅く長期的にやりたい人
- 投資の根本的な考え方・理論的な背景を学びたい人
- 歴史的なバブルや失敗例から投資の教訓を得たい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.「株価はランダムに動く」=市場は予測できない
- 株価の動きは未来の予測ではなく、偶然の積み重ね(=ランダムウォーク)であるという前提に立ちます。
- これにより、チャート分析や過去のパターンから未来を当てるような投資法の限界が示されます。
- 2.プロでも市場に勝てない。だから「平均」に乗るのが最強
- 多くのアクティブファンドは長期的に市場平均に勝てず、インデックスファンドを使った長期分散投資こそ合理的というメッセージが一貫して流れています。
- 3.時代ごとのバブルと人間の行動の愚かさ
- チューリップバブル、ドットコムバブル、住宅バブルなどの歴史的事例を通じて、群集心理や欲望に流されることの危険性が描かれます。
- 4.「効率的市場」とは、すべての情報が株価に織り込まれている状態
- だからこそ、「特別な情報」や「裏ワザ」で市場に勝とうとするより、市場全体に分散投資するほうがよいという根拠になります。
この本を読んでできるようになること
- 1.市場の動きに一喜一憂せず、冷静な投資判断ができる
- 株価の上下を「予測不可能なもの」として受け入れることで、感情に振り回されずに済むようになります。
- 2.長期・分散・低コストの投資戦略を実践できる
- 個別株にこだわらず、全世界や米国などのインデックスファンドに積立投資をする戦略が、理論的に正当化されることがわかります。
- 3.アクティブ投資とインデックス投資の違いを理解し、選べる
- 短期売買やファンド選びに時間とコストをかけるリスクと、インデックス投資の合理性の違いが明確になります。
- 4.投資をギャンブルにしない視点が持てる
- 確率と統計、行動経済学の観点から、投資=ゲームや博打ではないことを理解できるようになります。
投資家が「お金」よりも大切にしていること(藤野英人)
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』(藤野英人 著)は、「お金を増やすこと」だけにとらわれない、投資家としての本質的な視点や価値観を学べる一冊です。著者はレオス・キャピタルワークス(ひふみ投信)の創業者であり、実践的な運用とともに「人間らしい投資哲学」を発信し続けている人物です。 この本は、「どうやって稼ぐか」ではなく、「どう生きるか」「何に価値を見出すか」に気づかせてくれる、「生き方」としての投資論とも言えます。
こんな人におすすめ
- 投資を「お金儲け」としてではなく、社会や人生と結びつけて考えたい人
- 働く意味や、お金の価値に迷っている人
- 初心者だけど、心のある投資をしたい人
- 企業や人を見る目利き力を養いたい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.お金は手段であって目的ではない
- 投資はお金儲けの手段ではなく、「未来を信じ、誰かの成長に参加すること」であり、社会に価値をもたらす行為であるという深い視点が得られます。
- 2.「お金」や「働くこと」に対する健全な考え方
- 日本人に多い「お金=汚いもの」「お金を稼ぐ=悪いこと」といった誤解を解きほぐし、正しく付き合うマインドが育まれます。
- 3.人・企業・社会を見抜く力の大切さ
- 本質的な投資とは、数値やチャートではなく、「人」や「企業の志」を見ることだという教えが随所にあります。
- 4.「投資=未来を信じる行為」である
- 自分の目で企業を見て、人を信じて、長い目で応援する姿勢が、真の投資家にとって最も重要な資質だという価値観が伝わってきます。
この本を読んでできるようになること
- 1.お金との付き合い方が変わる
- お金を「増やすこと」だけでなく、「どう使い、どう意味づけるか」を考えられるようになり、生活や働き方にもポジティブな変化が生まれます。
- 2.「人を見る目」が育つ
- 数字では測れない、企業や経営者の本質を見る力を養い、投資対象をより深く、納得して選べるようになります。
- 3.社会とつながる投資ができる
- 「自分の投資が、どんな社会に影響を与えるか」という視点を持てるようになり、応援したい会社・分野に投資する意義が見えてきます。
- 4.自分の生き方や働き方にもヒントを得られる
- 投資だけでなく、「どんな仕事を選ぶか」「どう人生をデザインするか」といった自己の在り方にも通じる学びが得られます。
全面改訂 ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ)
『全面改訂 ほったらかし投資術』(山崎元・水瀬ケンイチ 著)は、「シンプルで、合理的で、誰でもできる」長期投資の王道を解説したベストセラーであり、投資初心者から中級者まで幅広く支持されている一冊です。
こんな人におすすめ
- 投資を始めたいけど何からすればいいかわからない人
- 時間も知識もないけど、資産運用には興味がある人
- 一度始めた投資をうまく続けられなかった人
- 難しい理論より、実践的なアドバイスがほしい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.投資は「ほったらかし」でも成果が出る
- 頻繁な売買や難しいテクニックは不要。一度仕組みを作れば、あとは手間をかけずに資産形成が可能というスタンスが、投資のハードルを下げてくれます。
- 2.インデックス投資の合理性と強さ
- 株式市場の平均に連動するインデックスファンドを使い、コストを抑えて、広く分散して、長期で運用することの合理性が、豊富な実例と理論で裏付けられています。
- 3.投資における「正しい無関心」のすすめ
- 市場の短期的な動きに一喜一憂せず、淡々と続けることこそが成功への近道だという考え方を学べます。
- 4.初心者でも迷わず選べるファンドの具体例さ
- 「どれを買えばいいの?」という悩みに対し、具体的な銘柄(例:eMAXIS Slimシリーズなど)を明確に提示してくれており、すぐに実践可能です。
この本を読んでできるようになること
- 1.自分の力で「ほったらかし投資」を始められる
- ネット証券口座の開設から、インデックスファンドの選び方、積立設定までを段階的に実践できるようになります。
- 2.「投資=怖い・難しい」というイメージがなくなる
- 投資の本質は「手間をかけずに、時間を味方にすること」と理解でき、投資への心理的ハードルが一気に下がります。
- 3.市場のノイズに惑わされず、投資を継続できる
- 暴落やバブル、ニュースに動揺せず、「自分のルール」で投資を続ける力が養われます。
- 4.資産運用を「習慣化」できる
- 毎月自動積立で「気づけば資産が増えている」というスタイルを日常に取り入れ、将来への安心感を持てるようになります。
難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください!(山崎元、大橋弘祐)
『難しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(山崎元・大橋弘祐 著)は、「投資って難しそう…」と感じている人でも、スッと読めてすぐ行動に移せる、やさしい投資入門書です。 本書は、読者代表の大橋さんが素朴な疑問を投げかけ、それに対して経済評論家の山崎元さんが分かりやすく、かつ率直に答えていく「対話形式」が特徴。知識ゼロでも理解できる構成になっており、投資の入口に立つ人にとって最適な一冊です。
こんな人におすすめ
- 投資初心者で、「まずは何をすればいいかわからない」人
- 難しい用語や計算が苦手な人
- 手取りや貯金だけでは不安を感じている会社員・主婦・学生
- 金融機関の言いなりではなく、自分で判断できるようになりたい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.お金を増やすには難しい知識はいらない
- 投資に必要なのは「特別な知識」ではなく、「正しい基本戦略を知り、それを続けること」だというシンプルで力強いメッセージが伝わってきます。
- 2.最も合理的でカンタンな資産運用法は「インデックス投資」
- 手数料が安く、分散された投資信託(例:eMAXIS Slim全世界株式など)を積み立てておけば、プロにも引けを取らない運用が可能という考え方が明確に提示されます。
- 3.「保険・住宅・年金」など生活に直結するお金の話も網羅
- 投資だけでなく、無駄な保険の見直し、住宅ローンの考え方、公的年金の正しい理解など、人生のお金全体の整理ができる内容です。
- 4.お金を「増やす」だけでなく「守る」視点も大事
- 手数料の高い商品や営業トークに乗せられないための「防御力」も身につきます。
この本を読んでできるようになること
- 1.投資をすぐにスタートできる
- どの証券口座を開くか、どんなファンドを買うかまで明記されているので、本を読んだその日から行動に移せます。
- 2.金融商品を「選ばされずに選べる」ようになる
- 銀行や保険のセールストークに惑わされず、自分の判断軸で商品を見極められるようになります。
- 3.お金に対する「不安」が「行動力」に変わる
- モヤモヤしていたお金のことがスッキリ整理され、「とりあえずやってみよう!」という前向きな気持ちになれます。
- 4.老後の資産形成にも自信を持てる
- iDeCoやNISA、年金などの仕組みを活かしながら、将来への備えを計画的に始められるようになります。
臆病な人でもうまくいく投資法(竹川 美奈子)
『臆病な人でもうまくいく投資法』(竹川美奈子 著)は、「投資は怖い」「損したくない」と感じている人のために書かれた、やさしくて実践的な長期投資入門書です。臆病さを否定するのではなく、「臆病だからこそ成功できる投資スタイルがある」という視点が、この本の最大の魅力です。
こんな人におすすめ
- 投資に興味はあるけれど、怖くて一歩が踏み出せない人
- できればリスクを最小限に抑えたい人
- 家計やライフプランを大切にしながら資産形成したい人
- 投資に苦手意識のある女性や初心者の方
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.「怖がり」な性格は、実は投資に向いている
- 無謀なリスクを取らず、慎重に物事を進める姿勢は、長期・分散・低コストの堅実な資産形成にぴったり。感情に振り回されないことの大切さも学べます。
- 2.「投資は特別なこと」ではなく「生活の一部」
- 投資を日常生活に溶け込ませ、無理なく続けるコツや考え方が紹介されています。日々の家計や将来設計とつながった視点が身につきます。
- 3.「最初の一歩」が何よりも大事
- 完璧な知識よりも、「とりあえず始めてみる」ことが成功につながるというメッセージが、読む人の背中をそっと押してくれます。
- 4.投資は性格に合ったやり方を選べばいい
- 短期売買やリスクの高い商品に手を出さなくても、自分に合ったやり方で資産を育てることができるという安心感を得られます。
この本を読んでできるようになること
- 1.不安を抱えたままでも投資を始められる
- 「怖いからやらない」から「怖いけど少しずつやってみよう」に気持ちが変化します。
- 2.生活に無理なく取り入れられる積立投資ができる
- 少額からのインデックス投資、つみたてNISAやiDeCoの活用法などを実生活に合わせて実践できます。
- 3.「自分に合った投資のスタイル」を見つけられる
- 他人の成功法に流されず、自分の価値観・性格・目標に合った運用方針を組み立てられるようになります。
- 4.投資との健全な付き合い方が身につく
- 投資をギャンブルとしてではなく、コツコツと未来を整える行為として向き合えるようになります。
本当の自由を手に入れる お金の大学(両@リベ大学長)
『本当の自由を手に入れる お金の大学』(両@リベ大学長)は、YouTubeでも人気の「リベ大」こと両学長による、お金の教養を網羅的に学べる人生のお金の教科書とも言える一冊です。 特に「貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う」の5つの力を中心に、お金と人生における「自由」を手に入れるための行動と思考をわかりやすく解説してくれます。
こんな人におすすめ
- 「お金の不安」から解放されたい人
- 投資や副業に興味はあるが、最初の一歩が踏み出せない人
- 家計を見直して、余裕を作りたい人
- 学校や職場では学べなかったお金の教養を身につけたい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.お金の問題は「仕組み」で解決できる
- 「節約が苦手」「収入が少ない」と思っていても、お金の流れを仕組み化することで、誰でもお金の悩みから抜け出せる可能性があると教えてくれます。
- 2.経済的自由=選択の自由を手に入れること
- お金はゴールではなく、「嫌なことを断る」「好きな人と過ごす」など、人生の選択肢を広げるためのツールだという価値観が得られます。
- 3.知っているか知らないかで、人生の差がつく
- 固定費の見直し、副業の始め方、資産運用の基本など、学校では教えてくれないけれど超重要な知識がたっぷり詰まっています。
- 4.自由な生き方は、誰にでも手が届く
- 特別な才能や高収入がなくても、「正しい知識」と「小さな行動の積み重ね」で自由な人生を目指せるという勇気がもらえます。
この本を読んでできるようになること
- 1.お金に困らない仕組みをつくれる
- 固定費削減(通信費・保険・住宅)や家計管理など、すぐ実践できる具体策で、毎月の余剰資金を増やすことができます。
- 2.副業や投資を始める土台が整う
- 初心者向けに、副業の始め方やインデックス投資(つみたてNISA・iDeCo)の基礎知識も学べるため、「何から始めればいいか」が明確になります。
- 3.詐欺や無駄な支出から身を守れる
- 金融リテラシーを身につけることで、損をしない行動が取れるようになり、守る力が高まります。
- 4.人生の選択肢が増え、自分で意思決定できるようになる
- 働き方、住む場所、お金の使い方など、「自分らしい人生」を設計する力が手に入ります。
ジェイソン流お金の増やし方(厚切りジェイソン)
『ジェイソン流お金の増やし方 改訂版』(厚切りジェイソン著)は、「Why Japanese people!?」でおなじみの芸人であり、実は米国IT企業の役員としても活躍する厚切りジェイソンさんによる、超シンプルで実践的な投資・節約術をまとめた一冊です。 芸人らしいユーモアとテンポの良い語り口で、「誰でもできるのに、多くの人がやっていない」お金の増やし方を分かりやすく伝えてくれます。
こんな人におすすめ
- 投資初心者で、難しい話は苦手な人
- 生活費を見直して貯金・資産を増やしたい人
- 気軽に楽しくお金の勉強を始めたい人
- 「自由な人生」を目指したいけど、何から始めていいか分からない人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.お金を増やすには「シンプル」がいちばん強い
- 難しい投資テクニックは不要。「収入を増やして、支出を減らして、余ったお金をインデックス投資に回す」——これだけで資産は増やせるというシンプルな真理が貫かれています。
- 2.「お金=使うもの」ではなく「自由を得る道具」
- お金を使って「モノを買う」のではなく、「将来の選択肢」や「自由な時間」を得ることに価値があるという視点が身につきます。
- 3.浪費=人生の自由を削っているという意識
- 何気なくしている無駄遣いが、将来の自由や安心を減らしていると気づかされ、消費の判断基準が変わるようになります。
- 4.「誰でもできる」行動を、続けることが大事
- 特別な才能や知識はいらず、コツコツと積み重ねることの価値を再認識させてくれます。
この本を読んでできるようになること
- 1.すぐに生活費を見直し、支出を減らせる
- 通信費、保険、無駄なサブスクなど、「どこを削ればいいか」が具体的にわかるため、行動に直結しやすいです。
- 2.長期・分散・低コストのインデックス投資が始められる
- 著者自身が実践している、全世界株式インデックスへの長期積立投資の方法を、誰でも再現可能な形で学べます。
- 3.お金の目的を自分で考えられるようになる
- 「本当に欲しいものは何か?」「何のためにお金を使うのか?」という問いを持てるようになり、自分軸でお金と向き合えるようになります。
- 4.お金の不安が減り、心が軽くなる
- 「これでいいんだ」と思える安心感と、「やればできる」という前向きな気持ちが得られます。
図解 山崎元のお金に強くなる!(山崎元)
『図解 山崎元のお金に強くなる!』は、経済評論家・山崎元さんによる「人生に役立つお金の教養」を図解でわかりやすく学べる実用的な1冊です。難しい用語や複雑な仕組みをできるだけ使わず、「本当に必要な知識だけ」に絞って解説しているのが特徴で、金融リテラシーを手軽に身につけたい人にぴったりの内容です。
こんな人におすすめ
- お金の知識をゼロからわかりやすく学びたい人
- お金に振り回されず、冷静な判断をしたい人
- 家計や資産形成を見直したいと考えている人
- 投資や保険について、シンプルで実用的な答えを知りたい人
この本が教えてくれる大切なこと
- 1.「金融の基本」は意外とシンプルである
- 投資、保険、税金、住宅、年金など、お金にまつわる重要テーマは、実はごく基本的な知識と判断軸さえあれば、自分で十分対応できるということがわかります。
- 2.自分で判断する力こそが最強の資産
- 銀行や保険会社、証券会社の営業トークに惑わされず、自分の頭で考えて、お金の選択をすることの重要性が強調されています。
- 3.無駄な支出・商品を見抜く目が大事
- 高額な保険や不要な投資商品に騙される人が多い中、シンプルで合理的な選択が一番強いというメッセージが繰り返されます。
- 4.お金に「強くなる」と人生に自信が持てる
- お金の知識を持つことは、将来への不安を減らし、自由な選択肢を増やす力になると気づかされます。
この本を読んでできるようになること
- 1.お金に関する判断が「自分の軸」でできるようになる
- 「投資信託の選び方、保険の見直し、住宅購入のタイミングなど、日常で迷いがちな判断に「基準」が持てます。
- 2.情報に流されず、合理的に考えるクセがつく
- 「○○すべき」という世間の常識に対して、「本当にそうか?」と考えられるようになり、ムダな支出や失敗を防げます。
- 3.資産形成のベースを固められる
- つみたてNISA・iDeCo・インデックス投資といった長期・低コストの王道戦略を理解し、実践に移せるようになります。
- 4.お金の話を身近に感じ、家族や友人とも共有できる
- 図解と平易な文章で構成されているため、「読んで終わり」ではなく、人に伝えたり、行動に移すことが自然にできます。
最後に
いかがでしたか?
今回ご紹介した10冊は、どれも投資や資産運用に不安を感じている方でも、自分のペースで学び、実践につなげられるものばかりです。
投資の世界は「知っているか知らないか」で大きな差がつきます。
でも、最初の一歩は決して難しくありません。
大切なのは、「完璧を目指すこと」ではなく、学びながら一歩ずつ進んでいくこと。
あなたにとってのお金の教科書が、きっとこの中にあるはずです。
ぜひ気になった1冊から手に取って、あなたらしい資産形成の旅を始めてみてください。